リニア中央新幹線の静岡工区の着工を、静岡県の鈴木康友知事が容認しようとしています。「静岡リニア問題連絡会」は1日に静岡市にある静岡駅前地下道で自伝を行い、十分な調査も県民への説明もないままに県知事が判断しようとしていると訴え。「県民はリニア建設に納得していないと、ご一緒に声を上げましょう」と呼びかけました。この日は、鈴木知事とJR東海社長によるトップ会談が県庁で行われました。
宣伝の参加者は、「会談は着工容認へむけたセレモニーだ」と指摘します。連絡会の事務局長を務める桜井和好さんは、会談ではJR東海が県内22カ所で開いた住民説明会の実施状況などについて報告するとしているが、「説明会は全体で1137人、1会場あたり平均で52人しか来ていません。これで県民がリニア建設をめぐるさまざまな懸念・問題点について理解したとは言えません」と強調します。
林克さんは、県知事選の時に鈴木知事は「水と環境を守る」と明言していたと告発。「しかし、『スピード感を優先』するとして県民の願いを踏みにじろうとしています。専門家が絶対に調査が必要だと指摘している調査すら先送りにして、許可を出すことは許されません」と語りました。
鈴木知事は、県議会最終日(7日)にリニア着工「容認」を表明すると報道されています。連絡会は同日、県庁前で正午から抗議スタンディングを行います。
しんぶん赤旗 9面












