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静岡県議選 党議席奪還へ全力 鈴木・小黒両候補が決意

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 日本共産党静岡県委員会は15日に県庁で記者会見し、2027年春の県議選(定数68)予定候補者を発表しました。県議の空白克服に向けて、静岡市葵区(定数5)の鈴木せつ子(70)=元=、浜松市中央区(定数12)の小黒耕平(45)=新=の両候補が決意を述べました。

 鈴木氏は、前知事がリニア建設や浜岡原発の再稼働について県民合意を重視してきたが、鈴木康友知事にかわり「雲行きが怪しくなってきた」と指摘。また、県議会に請願署名を提出しても紹介議員がおらず、議会で議論されない実態を紹介し、「広範な県民の思いを議会に届ける議席の奪還へ全力をあげる」と語りました。

 小黒氏は、民間病院で20年間、医療事務として働き、「医療費が高くて病院にかかれない」など高齢者や子育て世代から寄せられた切実な声を紹介。「もっと医療や福祉にお金を使い、働きやすく暮らしやすい静岡県にして人口流出を止めたい」とのべました。

 同席した森大介県委員長は、「高市政権による陸自・富士駐屯地へのミサイル配備に反対するとともに、リニア建設中止、浜岡原発再稼働反対、県営野球場建設中止を明確に主張する議席を取り返すため総力を挙げる」と表明しました。

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