トピックス

ミサイル配備を許すな 静岡 市民が「会」結成へ準備会

静岡県へ狙われている攻撃型ミサイル配備計画をはじめとする大軍拡に反対する市民の動きが進んでいます。静岡市で7日、幅広い団体・市民でつくる「会」の結成に向けた準備会が開かれました。

 高市政権が軍事的な緊張を高める暴走をする中、「全国で声を上げている人たちとも連帯し、大きな運動をつくろう」と語り合いました。県内の軍拡の動きをめぐっては、8月29日に防衛省が富士駐屯地に「敵基地攻撃能力」の保有に向けた長射程ミサイル配備計画を発表。さらに、東富土演習場で10月に陸上自衛隊の多連装ロケットシステム(MLRS)と米軍の高機動ロケット砲システム(HIMARS)による国道469号越えの射撃訓練が立て続けに行われています。準備会は、静岡・沖縄を語る会、静岡県評、県平和委員会、しみん連合静岡東部などが呼びかけ、会場いっぱいの約110人が参加しました。

「ミサイル配備反対」の一点で力を合わせ、学習会や署名、デモなどで問題点を広く知らせる予定。来年1月、正式に「会」が発足できるよう議論を進めています。「オスプレイに反対する東富士住民の会」事務局長の渡邊希一さんは、「防衛省は『今回限り』として地元が了承した東富士演習場でのロケット砲訓練の再実施を否定していません」と指摘。

 ロケット砲訓練とミサイル配備は一体のものだと述べ、このことに怒る住民と一緒に大きな運動をつくりたいと語りまた。

© 2004 - 2025 日本共産党静岡県委員会