
「静岡県解放戦士の碑」第28回合葬追悼会が22日、静岡市葵区の愛宕霊園内で行われました。
日本共産党や民主団体などで構成する実行委員会が主催し、遺族や関係者30人余が参列しました。実行委員長の阿部浩基弁護士(日本国民救援会静岡県本部会長)があいさつ。戦前からの解放運動の活動家への顕彰を目的に碑の建設がすすめられ1969年に建立した「解放戦士の碑」の成り立ちを紹介。
今回、新たに合葬された66人を追悼するとともに志を継いで奮闘する決意を語りました。日本共産党、静岡県評、新日本婦人の会、治安維持法国賠同盟の代表が追悼の言葉をのべました。
遺族を代表して静岡市の合戸政治氏が、新婦人などで活動した亡き妻の足跡を振り返りつつ、「現職の総理が戦争の可能性を表明し軍拡をすすめるなか、これらとたたかうことが故人への最大の慰霊だと思う」と、感謝の思いを込めてあいさつ。参列者は、碑の前で手を合わせて菊の花を献花しました。










