
静岡県革新懇(平和・革新の日本をめざす静岡県の会)は11月29日、記念講演会と定期総会を静岡市駿河区で開きました。「自維政権と革新懇の役割を考える」をテーマに、全国革新懇代表世話人の石川康宏・神戸女学院大学名誉教授が講演。県内から50人余が参加しました。
石川氏は、高市政権について、窮地におちいった自民党が右翼勢力の支持を取り戻そうとして暴走しているが、国民と矛盾が広がらざるをえないと指摘。参政党などの排外主義について「自民党政権への批判が大きくなり、自己責任論で押さえつけられなくなったもとで、高齢者や外国人などを『いけにえ』にする攻撃」だと指摘し、乗り越えるには、くらしを守る展望を共有する働きかけが大事であることを浮き彫りにしました。
そして、説得する対話ではなく相手の話を聞くこと、SNSでの発信にみんなで取り組むことをよびかけました。
講演会後の総会では、代表世話人の菊池仁静岡県評議長が報告。「要求にもとづく運動を交流し、県内の革新懇運動の再建と新たな結成をめざしていこう」と呼びかけました。










