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寄り添う政治に転換 静岡4区補選 田中氏(42)が第一声

(写真)第一声をあげる田中けん候補(42)=14日、静岡市清水区

自民党議員の死去に伴う衆院静岡4区補選が14日告示(26日投票)されました。野党統一の無所属新人、田中けん候補(42)=共産・立民・国民・社民・社保推薦=と、自民新人の深沢陽一氏(43)=公明推薦=との事実上の一騎打ちです。

 田中候補が第一声を上げた静岡市の清水駅前には、日本共産党の山村糸子県委員長、国民民主党の榛葉賀津也参院議員(静岡選挙区)、立憲民主党の杉山淳県議、林芳久仁、中澤通訓の両県議、市民連合の人たちなどが駆け付けました。

 田中候補は、新型コロナウイルス感染対策に触れ「明日の生活をどうしようか困っている人たちのことを考えるのが政府のやるべきこと。自粛と補償はセットだ」と述べ「国民に寄り添ったコロナ対策を打ち出すためにも、一緒になって政治を変えていかないといけない」と強調。

 「相手はゾウのように大きい存在かもしれないが、アリでもゾウを倒すように、みんなの力が集まれば、それを倒せる。最後まで頑張り抜く」と力を込めると、盛んな拍手が送られました。

 補選には他に、無所属新人の山口賢三氏(72)、NHKから国民を守る党新人の田中健氏(54)が出馬しています。  ◇

 静岡4区=静岡市清水区、富士宮市、富士市(旧富士川町)

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