静岡・東富士演習場(御殿場市、裾野市、小山町)で20日、米軍による長射程ロケットの発射訓練が再び実施されました。昨年10月に続く2回目です。裾野市側の、封鎖された国道近くの交差点では御殿場平和委員会や裾野市平和委員会らが呼びかけて抗議行動を行い、約70人の市民が「富士を撃つな」と怒りのコールをしました。
訓練では、午前と午後の2回に分けて国道469号をそれぞれ30分間、封鎖しました。米軍は高機動ロケット砲システム(ハイマース)を使用。午前中は1発も射撃せず、午後に演習弾を計12発射撃しました。抗議では、さまざまな市民がマイクで訴えました。
御殿場市の青年(26)は、昨年10月にも同様の射撃訓練が行われていたことに最近まで気づかなかったと言います。「調べたら、ただ事じゃないことが起きていると思い、抗議に参加しました。ミサイル訓練をはじめ、軍拡に反対する声が広がってほしい」と話しました。
御殿場平和委員会の渡邊希一事務局長は、国道越えの長射程ミサイル射撃訓練をめぐって地元側が「苦渋の決断」と言いながらその都度了承し続け、ついに「年に2回以内」の実施を認めてしまったと指摘。
「とても悔しい。訓練を恒常化させないため、地元自治体への要請なども取り組んでいきたい」と語りました。
しんぶん赤旗5月21日4面












