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殺傷兵器輸出 解禁の協議再開に抗議

国会前でデモ

 

 自民、公明両党が23日、「防衛装備移転三原則」の運用指針見直しに関する実務者協議を再開したことを受け、再開に抗議するデモが国会前で行われました。

 「武器取引反対ネットワーク(NAJAT)」の杉原浩司氏は、「勝手に密室で協議が進み、もう秋のうちにも結論が出かねない。殺傷武器の輸出解禁ありきで進んでいることは間違いない」と指摘。市民と野党が共同の反対運動を広げるとともに、閉会中審査の実現を訴えました。

 日本共産党の山添拓参院議員は、「与党協議を政府の側が急げといって再開させる。なりふり構わず政府与党一体に武器輸出を解禁していくという姿勢がありありとあらわれている」と指摘。「国会での議論を経ずに、国民の審判も経ずに勝手に変えていくことは絶対に許してはならない」と批判しました。

(写真)武器輸出解禁に向けた与党実務者協議の再開に市民らが抗議。日本共産党の山添拓参院議員が参加=23日、国会前
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