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【静岡ホビーショー】 軍用車両 展示中止を

平和委・新婦人・共産党 市などに要請

静岡市内の平和委員会、新婦人、日本共産党市議団は11日、「静岡ホビーショー」で自衛隊装甲車などの展示を中止するよう、静岡市と静岡模型教材協同組合に要請しました。

第54回静岡ホビーショー(一般公開16、17の両日)は、プラモデルなどの国内有名メーカーが新製品を発表し、模型ファン自慢の作品が多数展示されるもの。自衛隊静岡地区協力本部が展示場前で軽装甲機動車、軍用車両の展示が報じられています。

静岡市には、木野忠・静岡市平和委員会会長が「安倍政権がねらう『戦争立法』に自衛隊院からも動揺が起こっていると聞いている。子どもたち家族が楽しむ企画に、殺傷・破壊を主とする車両展示はふさわしくない。後援し補助金を出している行政として中止を要請すべきだ」と申し入れました。

応対した市産業振興課の杉山禎之課長は、「心情は理解できる。主催団体と市長に報告したい」と述べました。

山本明久市議団長、田中島直子・新婦人静岡支部副支部長は、「何年も前から毎年要請している。昨年は最新式戦車が展示された。人ごとのように見過ごしてはいけない。」と訴えました。

静岡模型教材協同組合には「プラモデルのモデルにされているのは軍事的な乗り物だけでない。ほかの乗り物を展示したらどうか」と提案しました。

事務局の宮島一孝氏が応対し、「政治的メッセージはない。皆さんの思いは理事会で報告する」と語りました。

 

(2015年5月14日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)

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