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「戦争立法」反対の宣伝に反響 【静岡県革新懇】

”安倍首相は年寄りをいじめて、戦争することばかり一生懸命”

静岡県革新懇

静岡県革新懇話会は11日夕、安倍政権が14日にも閣議決定をしようとしている「戦争立法」に反対する連日宣伝を開始しました。

静岡市葵区伝馬町で、6団体16人が参加し「『戦争する国』への暴走を許さない」の横断幕を掲げ、集団的自衛権行使容認に反対する証署名を呼びかけました。

署名した男性(21)は「おじいちゃんに静岡市も戦争で空襲があったことなどを教えてもらった。安倍政権は戦いたがっているが、イラク戦争のような戦争に巻き込まれることになる。平和を願う憲法は簡単に変えるべきじゃない」ときっぱり言いました。

高校生たちは宣伝隊から若者が戦場に向かわされるという説明を聞くと「ガチ(本気)ですか」などと驚き署名する姿が目立ちました。女子高生二人組は「過去に悲惨なものだと経験しているのだから戦争は絶対に起きてほしくない」と語りました。

二人の子供を連れて通りがかり、自転車を止めて署名した母親(29)は「沖縄の地上戦で自決した人たちの悲劇を子供たちに話しています。今も考えると涙が出ます。子どもたちを戦争に巻き込ませたくない」とはなしました。

宣伝をじっと見つめていた女性(82)は「安倍首相は年金を削減して年寄りをいじめて、戦争することばかり一生懸命。本当に早くやめてほしい。共産党をいつも応援しています。頑張ってください」と涙ながらに述べていました。

 

(2015年5月13日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)

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