トピックス

小泉防衛相が米訓練正当化 静岡・東富士恒久化狙う

 小泉進次郎防衛相は24日の会見で、東富士演習場(静岡県御殿場市など)で米軍によるロケット砲の国道越え射撃訓練計画に対して地元自治体や住民から批判が高まっていることについて「引き続き、訓練の必要性を説明する」と正当化する考えを示しました。

 訓練は、演習場内の国道469号を一時封鎖し、国道越えで米高機動ロケット砲「ハイマース」を射撃するもので、5月20日に実施予定。昨年10月にも同様の訓練が行われ、地元自治体と地権者団体が「今回限り」「苦渋の選択」だとして了承しましたが、防衛省は「年に数回実施したい」と恒久化を狙っています。

 小泉防衛相は「安全保障環境が厳しさを増している。東富士演習場における訓練は日米同盟の抑止力・対処力の向上に重要な意義がある」と強弁しました。

 米軍はもともと沖縄県のキャンプ・ハンセン内で「県道104号線越え実弾射撃訓練」を実施。沖縄県民が訓練の危険性を訴えて中止を要求し、1997年以降は東富士演習場を含む陸上自衛隊の演習場5カ所に小火器のみ訓練を移転しました。約束をほごにして重火器を用いた訓練ガン連が行われるなど危険性が増しています。

赤旗新聞 2面 2026年3月25日(水)付

© 2004 - 2026 日本共産党静岡県委員会