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日本共産党国会議員団総会 志位委員長のあいさつ

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(写真)党議員団総会であいさつする志位和夫委員長=16日、衆院第2議員会館

日本共産党の志位和夫委員長が16日の党国会議員団総会で行ったあいさつは次の通りです。

みなさん、おはようございます(「おはようございます」の声)。みなさんの連日のご奮闘に心からの敬意を表します。

 臨時国会の開会にあたりまして、ごあいさつを申し上げます。

「安倍政治」の「負の遺産」を一掃し、政治を大本から転換しよう

 自民党・菅新体制にどう対峙(たいじ)するか。

 菅新総裁は、「安倍政権の継承」を最大の看板にしていますが、内政、外交、政治モラル、そして新型コロナ対応――どの点をとっても、「安倍政治」の行き詰まりは明白であります。行き詰まった道を、「この道しかない」と突き進む菅・自民党に、決して未来はないといわなければなりません。

 そのことは、菅氏が、自民党の総裁選挙の全体を通じて、この国をどうするのかについて、菅氏なりのビジョンを何一つ示すことができなかった、驚くほど訴えに中身がない、このことにも示されているのではないでしょうか。

 いま日本の政治に求められているのは、「安倍政治」の継承ではなく「安倍政治」が残した「負の遺産」の一掃であり、この政治を根本から転換することであります。菅新総裁は就任後の会見で、「おかしな部分は徹底的に見直す」と言われましたが、「おかしな」ことだらけだったのが7年8カ月の安倍政権ではないでしょうか。

 このたたかいの決着は総選挙でつけなければなりません。(拍手)

 そのために全力をあげて奮闘する決意を、まずみんなで固めあおうではありませんか。(拍手)

新自由主義を終わりにし、「暮らしを良くする」責任を果たす政治を

 菅新総裁が、国のあり方として繰り返し語っているのは、「自助、共助、公助」、すなわち「自己責任」――「自分のことは自分で守れ」ということの強調であります。

 いまネット上で、「#政治の仕事は公助です」というハッシュタグが広がっていますが、私は、「自助」や「共助」は政治が押し付けることではないと思います。政治の仕事は、「国民の暮らしを守り、良くする」、そのための公の責任を果たす、ここにつきるのではないでしょうか。(「そうだ」の声)

 だいたい菅氏は、新型コロナ危機からいったい何を学んだのかと、私は思います。この危機の体験を通じて明らかになったのは、人間は一人では生きていけない、他の人の支え、特に公の支えがなければ生きていけないということではないでしょうか。「自己責任」を押し付ける新自由主義では、この社会はもはや立ち行かないということではないでしょうか。

 私は、いま日本の進路をめぐって、大きな対立軸が浮き彫りになってきたと思います。破たんした新自由主義の暴走か、それとも、その道の大本からの転換かであります。

 この点で、立憲民主党などの他の野党からも、「新自由主義からの決別・転換」に踏み切る動きが起こっていることを、私は、歓迎したいと思います。

 力を合わせて、新自由主義を終わりにし、「国民の暮らしを守り、良くする」という本来の責任をしっかり果たす新しい政治をつくることを、心から呼びかけたいと思います。(拍手)

首相指名選挙での対応――要請にこたえ枝野代表に投票する

 ここで、今日の午後に行われる衆参における首相指名選挙への対応について述べたいと思います。

 先ほど、立憲民主党の枝野幸男代表が新任のあいさつにお見えになり、その場で、「菅政権を倒して、政権交代を実現させるために、連携して頑張っていきたい」という表明があり、首相指名選挙での協力の要請がありました。日本共産党として、要請にこたえて、枝野代表に投票することにしたいと思います。(拍手)

 この間、進めてきた市民と野党の共闘のいっそうの発展を願い、とくに自公政権に代わる野党連合政権をともにつくっていくというわが党の意思表示として、こうした対応を行うものであります。

 私は、こういう対応にまで共闘が進んだことは、たいへん重要な前進だと考えるものであります。

 市民と野党の共闘をさらに大きく発展させ、総選挙で勝ち、「安倍政治」を名実ともに終わらせ、野党連合政権をつくるために、力を合わせて頑張りぬこうではありませんか。(拍手)

新政権の政治姿勢、新型コロナ対応――徹底した審議を求める

 当面の対応としては、野党が憲法53条にもとづいてかねてから求めてきた、「臨時国会における徹底した審議」の実現を強く求めていきたいと思います。

 菅新体制に対して、すみやかに、所信表明演説を行い、衆参の代表質問、予算委員会で十分な時間をとって審議を行うことを強く要求するものです。

 わが党は、新政権の基本的政治姿勢を厳しくただすとともに、新型コロナウイルス感染症をどうやって収束させ、どうやって国民の命と暮らしを守っていくかについて、徹底した論戦を行っていく決意を申しあげたいと思います。(拍手)

「特別月間」の目標やりぬき、総選挙で共闘勝利、党躍進必ず

 菅新体制は、行き詰まった「安倍政治」の継承を最大の看板にしているという点でも、破たんした新自由主義の暴走を宣言しているという点でも、二重に深い矛盾を抱えており、早晩、立ち行かなくなることは明らかであります。

 早い段階の解散・総選挙がありうるというのが私たちの判断です。いつ解散・総選挙となっても、受けて立ち、共闘の勝利と、党躍進を必ずかちとる構えで、この秋をたたかいぬきます。

 総選挙勝利の最大の保障となるのは、いまとりくんでいる「党員拡大を中心とした党勢拡大特別月間」の目標を掛け値なしにやりぬくことであります。

 この間の全党のみなさんの奮闘によって、この9月の頑張りいかんでは、党員でも、「しんぶん赤旗」の読者でも、党大会時点の峰を回復し、さらに前進することが可能なところまできております。

 改定綱領によって、一段とパワーアップした日本共産党の値打ち・魅力を縦横に語り、強く大きな党をつくり、選挙で勝つ――このとりくみの先頭に、私たち国会議員団が立つことを互いに誓いあいまして、あいさつといたします。ともに頑張りましょう。(大きな拍手)

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