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浜松市演説会(17日)での訴えから 国保政策 本当に感動した/生協きたはま診療所所長 聞間 元(ききま はじめ)さん/

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 診療所で仕事をしているといろんなことが見えてきます。4人に1人は国保の世帯ですが、国保料が高く払えない方が増えています。滞納される方も6世帯に1世帯。保険証が届かない人もいます。口座の差し押さえも後を絶たないと聞きます。

 共産党が発表した国保政策を見て本当に感動しました。一つの肝は公費の1兆円投入です。国保は、スタート時には約50%の公費が入っていましたが、今は30%にくらいに下げられています。これを復活させ1兆円をまず入れましょうという提案です。もう一つの肝は、均等割をなくしましょうということです。それだけで国保は半分になります。

 1兆円も入れたら消費税がまた上がるのではという医者仲間がいました。しかし、消費税は実際には法人税や所得税を安くするために使われてきました。結果、大企業は440兆円もの内部留保をため込みました。1兆円というのはそのわずか0・数%です。

 こうした共産党の提案を知れば、国民の4人に1人は共産党に投票してもいいんじゃないかと思います。

 病院で働く医者は年2000時間まで働いていいという働き方改革案が出されています。ますます病院から医者がやめてしまいます。

 病床も削減されています。入院しても早く退院させられ、介護施設の方も大変です。

 この時代に正確な対策をもった共産党の議員が出てくることが、非常に大事だと思います。静岡では水道民営化とかカジノ誘致とか考えている政治家がいる。とんでもない話です。そういう人に代わりぜひとも共産党の議員を一人でも多く出さなければならん。みなさん一緒にがんばりましょう。(『しんぶん赤旗』2月23日付)

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