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2019統一地方選/市民と水道民営化阻止へ/浜松市中区 ひらが高成(64)

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 静岡県議選・浜松市中区(定数4)。ひらが高成(たかしげ)県議は前回、自民新人に約千票差で競り勝ち、県議会での日本共産党議席の空白を克服しました。安倍政権・財界が地方におしつける悪政と対決し、暮らしに希望を与える唯一の議席です。
 共産党議員がいなかった県議会では、最終日の採択も討論がなく、一括で全議員が賛成。しかし、ひらが県議誕生後は、同議員が毎回討論するため、他党も討論するようになり、「議会らしくなった」(議会関係者)と評判になりました。
 中部電力浜岡原発(御前崎市)の危険性を訴え、廃炉を主張するのは、ひらが県議だけです。県知事に再稼働を認めないで、と求める署名21万人の唯一の紹介議員になり、川勝平太知事は「再稼働には不同意」と表明(2017年6月)するまでに。
 ひらが県議は、県民の運動と結んで18歳までに子ども医療費助成を拡大、中小企業振興条例の制定・予算化なども実現しました。
 安倍政権・財界がおしつけ、大問題になっている水道民営化(コンセッション方式=施設は自治体が所有し運営権を民間に売却)。これを後押しするような国への意見書提出に唯一県議会で反対(自民・公明は賛成)しました。全国初の導入を担う浜松市には、市民と力を合わせて中止を求め、市長も結論の先送りを表明しました。
 池谷たか子・市の水道民営化を考える市民ネットワーク事務局長は「市民の声をしっかり議会に届ける共産党の議員は頼りになる」と話します。
 浜松市では行政区を現在の7区から3区に減らす「行政改革」が大問題に。賛否を問う住民投票が県議・政令市議選投票日(4月7日)と同日に行われます。ひらが県議は党市議団と力を合わせ、「大企業のための財源確保が狙い。市民サービスはさらに低下」と反対を訴えています。
 定数4に、ひらが氏、自民現職、国民系現職2人に加え、自民新人1人が立候補を予定。ひらが県議は「必ず議会に駆け上がり党複数議席を獲得し、国の悪政から県民を守る」と全力で訴えています。(『しんぶん赤旗』日曜版2月10日号より)

 

 

 

 

 

 

 

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