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戦争法案阻止 浜松初の集会

最悪の憲法破壊許すな

戦争法案を許さない緊急集会とパレードが24日、静岡県浜松市中区で初めて行われ、約250人が参加しました。呼びかけたのは市内の地区労連、民商、新婦人、年金者組合、平和委員会。9条守れの声を大きく広げ、圧倒的世論の力で戦争法案を阻止しようと、2週間ほど前から急きょ計画しました。

参加者はプラカードや旗を持って「戦争法案 絶対反対」、「憲法壊すな 9条守れ」とリズミカルなシュプレヒコールをあげ、市内繁華街をアピール。子連れの母親、若いカップルが手を振って応援し、ビルの上からも親子が応援。車の助手席から窓を開けて「頑張って」と声援が寄せられるなど市民の注目を集めました。

呼びかけ団体を代表して嶋田博・西部地区労連議長が「ポツダム宣言を読まず、侵略戦争も認めない。こんな人物が主首相だということに怒りを感じる。この集会を土台として幅広い団体による実行委員会を構成して、戦争法案を必ず廃案に追い込んでいこう」と力説しました。

日本共産党の平賀高成県議は、「過去の日本の戦争の善悪の判断もできない首相には法案を出す資格などないことは明らか。党は戦後最悪の憲法破壊の企てを阻止するため総力を挙げて奮闘します」と訴えました。

「母の名において戦争立法許さん」などと書いた黒いボードを掲げて歩いていた女性(66)は「安倍首相は想像力が欠如している。日本が戦争に参加して、殺し、殺される事態になることは明らか。かわいい孫たちのために、どうしても平和を守りたい」と話していました。小学生の子供2人を連れて参加した父親(40)は「このままでは自分が戦争にかかわるかもしれないし、子供たちが戦争に巻き込まれる。増税で国民を苦しめ、さらに税金を戦争につ使うなんてこともやめてほしい」と語りました。

 

(2015年5月27日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)

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