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浜岡原発廃炉を要請 「静岡の会」が中部電に

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中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)が停止して4年目を迎えた14日、浜岡原発廃炉・日本から原発をなくす静岡県連絡会(原発なくす静岡の会)は、同原発を再稼働しないよう中部電力静岡支店に要請しました。

代表の林克・県労働組合評議会議長は「この4年間、原発なしでも電力不足は生じない『安心・安全な』生活を実感してきた。私たちの署名宣伝に県民が続々と共感し協力する。県民世論に応え、浜尾が原発はこのまま動かさないで廃炉にすべきだ」と訴えました。

参加者は、高浜原発3、4号機【福井地裁が再稼働を差し止める仮処分決定を行ったことなどを挙げ、「原子力規制委員会の審査が、『適合』となっても県民の安全が守られるものではない」と語り、原発施設内の詳細な耐震設計について情報公開を求めました。

応対した総務部の中庭良隆課長は「要請は承った。他社の裁判については発言しかねる。県民の疑問に、当社としては説明していきたい」と答えました。

同会は同日、静岡県に、浜岡原発の再稼働に同意せず、実効ある防災・避難計画を策定するよう要請。再稼働を認めない街頭署名宣伝や原発防災講演会も行いました。

(2015年5月15日 「しんぶん赤旗」【政治・経済】のページより)

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