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静岡・三島市議選 現有2議席目指す

国保税引き下げ実現

 19日告示される静岡県三島市議選(定数22、2減)で、日本共産党は、下山かずみ氏(62)=現=が6期目の再選を目指し、はっとり正平氏(54)=新=が、9期務めて勇退する金子正毅氏の議席を引き継ぎ、現有2議席の確保を目指しています。

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                                下山かずみ候補    はっとり正平候補

 この4年間で、党が市民と一緒になって議会内外で奮闘し、さまざまな要求が実現されました。子ども医療費は、昨年度まで月最大2000円負担を改善させ、今年度から中学卒業まで完全無料になりました。国民健康保険税は昨年度に1世帯あたり3300円の引き下げが実現。27年ぶりの引き下げは、党議員の粘り強い要求で実ったものです。

 三島市が実施している市民意識調査では、将来の都市像について「保険や医療、福祉の充実した優しさのある都市」が10年連続で1位です。しかし、市長は「子ども医療費無料化が最後」と発言する一方で、150億円ともいわれる三島駅南口再開発を推進しようとしています。

 山下、はっとり両候補は、市民の暮らしが大変なもとで、再開発は大きなリスクを伴うと指摘し、事業を進めるかどうかの判断は市民合意が大前提だと主張。「国の悪政による消費増税や物価高、年金引き下げなど社会保障制度改悪のもとで、市民を守る防波堤の役割を果たすべきだ」として、国民健康保険税の引き下げ、高校3年生までの医療費無料化、介護保険の減免拡充などを訴えています。

 選挙戦は、4人はみだしの様相。党と後援会は、「『戦争立法』に反対し、憲法9条を守りぬく党。戦争反対、福祉の増進を願う市民の声を訴える議席が必要です」と必死に押し上げています。

(2015年4月16日付「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)

 

下山かずみ 62現

はっとり正平54新

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